過去のトピック

捻挫からの回復

ひどい捻挫のかたが来院されました。
内出血でパンパンに腫れ上がった足首、痛そうに顔をしかめて、松葉杖での入室です。

捻挫などの外傷にも、冷やして固定するだけの湿布などよりはるかに、鍼灸は有効です。

ひどい外傷が発生すると、防御しようとして体を硬直させるため、全身のバランスを極端に崩します。
このバランスを元に戻すこと、そして気血の流れをよくして回復のエネルギーを流すことで、
捻挫の痛みはかなりラクになってきます。

こちらの患者さんは少し足を引きずる程度まで回復してお帰りになりました。

2019年6月2日

 

子どもの腰痛

腰痛はおとなだけのものではなく、お子さんにも起こりうる症状の一つです。
無理なカラダの使い方をしたり、生活が乱れたり、ストレスが過剰になると(これが重要..)、それらが腰痛という形などで現れます。

そしてお子さんには、おとなよりもずっと少ない鍼で治療します。

病(やまい)は「気」の偏りと過不足で起こると考えられていて、
そしてお子さんはもともと「気」が充分であり、その動きも活発ですので、
少しの刺激でその偏りが治ってしまうのです。鍼を刺すまでもなく、腕にあてるだけで腰痛が治ることもよくあることです。

2019年5月7日

 

坐骨神経痛と立ち方

お尻から太もも、ふくらはぎにかけて痛み・しびれが発生する坐骨神経痛。
デスクワークなどで長時間座っている人によくみられます。

うちにも多く来院されるのですが患者さんに共通しているのは、まず立ち方・歩き方に問題があるというところです。
治療としては単純で、お尻の筋肉を緩めるとすぐに改善しますが、立ち方・歩き方がよくないとすぐに戻ってしまう傾向があります。

当院では治療後に、正しい立ち方と歩き方を指導しています。

2019年4月6日

 

夜中に目が覚める

腰痛や肩こりなどで来院された患者さんで、はなしをいろいろと聞いていると、夜中に目が覚めるひとが時々います。

毎晩1-2回目が覚めて、夢もよく見るし寝起きもあまり良くない、と言います。睡眠の質が低下しているのです。

そして若いひと(20代~50代)にも意外と多いのも問題です。
睡眠の質がわるいということは、体力の回復ができないだけでなく、それが永く続くと骨や内臓への影響が出てきます。

しばらく鍼灸治療を続けると、腰痛や肩痛が治るだけでなく、夜中に目が覚めなくなっていきます。睡眠の質の改善は体質の改善にもつながっていくのです。

2019年3月20日

 

まずは(治りにくいカラダ)から(治りやすいカラダ)にする

(治りにくいカラダ)というのがあります。

病(やまい)がカラダの奧深くに入ってしまっているので治療の効果が出づらく、治してもすぐに戻ってしまいます。気が少なく滞っています。

(治りやすいカラダ)というのもあります。

病(やまい)が浅いところに居るので治しやすく、治療の効果がわかりやすくて持続する傾向があります。気が充分に流れています。

坐骨神経痛で来院された患者さんがいらっしゃいました。
治療してその場では痛みがひいても2日後には戻ってしまいます。

何度か通っていただいて、(治りにくいカラダ)を(治りやすいカラダ)にする治療を行いました。
戻ってしまう日数がかなり延びてきています。

(治りやすいカラダ)は、他の病(やまい)になりにくい、(元気なカラダ)でもあるのです。

2019年3月4日

 

お出かけ前の、はり一本(?)

朝一番で、これから出かけるからその前に治療をしてほしい、という患者さんがいらっしゃいました(よくあることです)。

鍼灸には即効性のある治療があります。すぐにひざの痛みがひいてしっかり歩けるようになって、喜んでいらっしゃいました。

お友だちとの小旅行や観劇など、たまのイベントを、痛みに煩わされることなく心置きなく楽しみたいですよね。

そういうときには、お出かけ前のはりをどうぞ。

2019年2月23日

 

インフルエンザの後の激しいセキ

インフルエンザが猛威を振るっています。

高熱で寝込むのもつらいですが、熱がひいてからの激しい咳もつらいです。

病いとの闘いでからだが消耗しきっているので、呼吸で吸い込む夜の冷たい空気や部屋のホコリなど、外界の軽微な刺激で過剰に反応してしまうのです。

そういう患者さんには、手や足の指先のツボに(耳ツボ刺激用のシールなどで)軽い刺激を加えるとラクになります。

指先には経絡の始まりのツボがあり、強く元気を与えるときによく使います。
弱ったからだの回復の後押しをするのです。

2019年2月7日

 

寝汗をかく人

最近、続けて「寝汗をかく」患者さんを診る機会がありました。

この寒い季節、寝汗をかくのはあまりないことです。

これは東洋医学的には、「陰虚」といい、陰陽のバランスが著しく崩れている状態です。

陰虚になると、腰痛・肩こりなどの分かりやすい症状だけでなく、なんとなく元気がない・疲れやすいなどの気づきにくいさまざまな症状が出てきます。

そして、改善に少々時間がかかるのも陰虚の特徴のひとつです。

長い目で少しづつ改善していきましょう、とお話させていただいています。

2019年01月29日

 

両肩のコリは揉んでも叩いても良くならない

両肩が同じくらいこっている患者さんは、肩には原因がなく、腰が原因の人が多いようです。

腰を緩めるといっしょに肩もゆるんできます。

治療をしていて、ひとのからだというのは、肩も腰も内臓もお互いが連携しあって、初めてひとつなんだなぁ、と思わされる瞬間です。

2019年01月16日

 

かかとの痛み

仕事で立っているのがつらいほどの、かかとの痛みを訴える患者さん。若いお母さんです。ポイントは左右両方痛む、というところでした。

これは、五蔵の「腎」の証の表れとしてみることができます。腰や背中に「腎」の経脈やツボを使った治療をすると痛みが軽減しました。

特に「腎」に問題があらわれるのは、病いが進行していることが多いです。気長に、ゆっくりと、生活の見直しなども含めて、治療をすすめていければと考えてそうお伝えしました。

2019年01月07日

 

「心(しん。こころではない)」の証

最近、「心(しん)」の証の患者さんが増えてきています。こころではなく「しん」といいます。

(ちなみに、証とは、病状・症状を五蔵(肝・心・脾・肺・腎)の5つのタイプに分類したものです)

なんとなく不調があって、腰や肩の痛みやコリがある。からだを診ても筋肉の問題でもなく胃腸の問題でもない。それらを調整して一時的によくなっても元に戻ってしまう。

そういう患者さんはお話を聞くと、最近環境が変わった、いやなことがあった、などの人生のイベントがあったりします。「心(しん)」の経脈やツボを使って治療をすることで、不調も腰や肩の痛みも改善しています。

2018年12月24日

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